電柱のない風景の価値を知ってほしい
 
 
例えば、街から見る夕焼けを遮る電線や、2階の窓を開けた時に視界に入る電線がありません。
車を駐車するときに邪魔になる電柱もありません。電柱と電線がない風景は、建物や外構、植栽そのものが美しく見える。
子供たちが大人になった時、電柱のない街で育ったことが、人生のちょっとした誇りになってくれたら、と考えました。
 
真っすぐでない道路がもたらす風景の深み
 
 
緩やかなS字形状の道路としたことにより、街の入口部分から奥まで見通せないようにしています。そのため、奥へ進むにつれて街の風景が変化し、最後に街のシンボルツリーに出会うことができます。ほんの少しの高低差と有機的な道路線形が飽きのこない景観を生み出し、きっと子供たちの目を楽しませてくれます。
 
子供たちが安心して遊べるやさしい街
 
 
既成市街地から連続しながらも、緑に包まれた独立感の高い街。街への進入路を1ケ所にすることで、通り抜けをなくし、車両のスピードが出せない道路線形やハンプを設けたことで、人を優先する広場のような道路空間が生まれます。プライベート性が高く安心の街づくりが、のびのびと健やかに育つ子供たちのための場をつくります。
 
 
コミュニティを育む公園
街の内部に住民の憩いの場となる公園を1ケ所設けました。緑ゆたかな木々とベンチを配したシンプルな公園は、小さなお子様が思いきり走り回れる広さです。
 
 
電柱のない道路景観
街区道路沿いに電柱はありません。北側の街区の2ケ所に電柱を敷設。そこから地下に引き込み各区画内の道路際を横断するように設けた共同溝に電気・CATV・電話を配管しています。地下埋設のため地震や火災などの災害にも比較的強く、この街で暮らす安心感を高めています。